2015年09月21日

ベルリン・フィル首席オーボエ奏者アルブレヒト・マイヤーによるファゴット協奏曲

タンギングと指が揃ってて、こいう一発芸もレベルが高くて凄いですー。

We proudly present our new principal bassoonist(s)...What we really do in rehearsal breaks... ;)

Posted by Andreas Ottensamer on 2015年9月20日


こういった「オーボエ芸」の有名人といえばスペインのJose Antonio Masmano氏。
先日開催されたIDRS2015(国際ダブルリードフェスティバル2015東京)でお会いできて、凄いソロも聴けて感激したのですが、
こういったおもしろ動画もアップされています



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2015年02月18日

ヴァイオリン奏者の近藤薫さんの「Siegfried Idyll(ジークフリート牧歌)」を聴いてみた

直接面識はないのですが、近藤薫さんのCDを聴いてみたのです。

近藤薫さんは東京芸大卒業後、東京フィルハーモニー交響楽団第1ヴァイオリン・フォアシュピーラー、2011年6月から九州交響楽団コンサートマスターに就任するなど、若くからご活躍のプレイヤー。昨年の軽井沢国際音楽祭にも出演されてましたね。

kaoru001.jpg

CDのタイトルは「Siegfried Idyll(ジークフリート牧歌)」
ワーグナーが妻コジマの誕生日&クリスマスのサプライズとして演奏した「ジークフリート牧歌」がタイトルとなっています。小編成のオーケストラ曲ですが、東京フィルハーモニー交響楽団の現ソロ・コンサートマスター荒井英治氏によるヴァイオリン&ピアノ編曲版です。
「モルゴーア・クァルテット」などプログレッシヴ・ロックの編曲も手がける荒井英治氏。とっても素敵な編曲、そして荒井氏と親交の深い近藤薫さんの温かく深みのあるヴァイオリン。
私もオーボエでこんな演奏してみたい。

(収録曲)
1.リヒャルト・ワーグナー=荒井英治編曲:ジークフリート牧歌
2.セザール・フランク:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ イ長調
T Allegretto ben moderato
U Allegro
V Recitativo−Fantasia
W Allegretto poco mosso
3.アルフレット・シュニトケ:古い様式による組曲
T Pastorale
U Ballett
V Menuett
W Fuge
X Pantomime
4.アルヴォ・ペルト:鏡の中の鏡

近藤薫さんのサイトもオープンしてます。かっこいいですね〜れすぽんしぶ〜。


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2014年02月17日

つーこん

「団員を募集しています。楽器を持っていることが条件です。演奏もできたほうがいいですが、できなくてもそれはそれでそれなりに楽しめます。多分。
とりあえず、是非適当な楽器を持って練習の様子を見に来てください。
もし雰囲気が肌に合ったら入団を考えていただければと。←これ、わりと大事。」

この独特のユルさが大好きで参加している、マイナーなゲーム曲をメンバーで編曲して披露するという団体「II魂(つーこん)」。

当初はクラリネットで参戦したものの、ラからシへの運指に苦戦したのとオーボエがますますヘタになりそうな不安と根気の無さからあっさり挫折しオーボエに転向しましたが、今回はソロをたくさん用意していただき感謝感激雨霰大雪。

2月23日・こっそり演奏会。
↓詳しくはこちら
http://ii-con.net/event.html



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2013年08月28日

フランツ・ペーター・シューベルト(Franz Peter Schubert)さんについて

先日所属オケでシューベルトオンリーの演奏会がありました。
そのプログラム原稿、頑張って作文したので紹介させてください。8000字以上をムリヤリ縮めたので体言止めが多く日本語的にヘンかもしれません。

ついでにグレイトの演奏も一部こっそり

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"歌曲の王"として31年の短い生涯で1000以上の作品を残した大作曲家シューベルトの足跡をたどります。

> 教師の息子としてエリートコース歩むはずが…
1797年1月31日ウィーン近郊生まれ。モーツァルトの死後6年、ピアノ即興演奏で名声を博しつつも難聴に悩んでいたベートーヴェンは26歳でした。

幼少より神童ぶりを発揮し11歳で宮廷礼拝堂聖歌隊に選抜されます。モーツァルトのライバルとしても有名なサリエリが運営する組織で、併せてコンヴィクト(寄宿制神学校)に合格、寮に移り住み歴史、文学、数学と音楽教育を受けます。音楽の才は瞬く間に話題となり「五線紙をあげると信じられないほど沢山使った」など伝説は数知れず。しかし音楽以外がおろそかになった挙句、数学で落第点をとり退学。この辺りは現代のどこぞの学生を彷彿とさせます。その後、父が運営する学校を手伝いつつ18歳で『野ばら』『魔王』を作曲。歌手フォーグルと知り合い、彼がレパートリーとしたことで名声は徐々に高まりました。シューベルトはフォーグルを信頼し新作を毎日持参しますが、ある日フォーグルが不在だったので新譜を置いて帰ったのですが、その事を忘れてしまい、後日彼が歌う自作を「悪くない。誰の作曲ですか?」と尋ねたというお茶目な一面もあったそうですよ。

>シューベルトのアラカルト
夭折したこともあり、没後友人達の回想が多く残されています。
恋愛:1818年(21歳)エステルハージ伯爵の令嬢カロリーネのピアノ教師に就き一目惚れ、彼女と一緒に演奏するためせっせと連弾用ピアノ曲を作りますが13歳の生徒と教師、身分差もあり片想いに終わります。初恋は幼馴染でソプラノ名手だったテレーゼ。こちらは両想いでしたが一向に定職に就かない彼を待ちきれずパン屋に嫁いでしまいました。シューベルトは生涯独身でした。
容姿と性格:プログラム表紙の肖像画は、最もシューベルトの特徴を捉えているそうです。小柄でぽっちゃり、眼鏡の奥の柔和な目が印象的とのこと。性格は超内気。歌曲の演奏会が好評で、本人のピアノ伴奏でアンコールを! となったのに固辞し譜めくりしながらニコニコ。歌劇『双子の兄弟』が終演し歓声で呼ばれたが一向に舞台に降りず、結局演出家が「彼は劇場に来ていない」と告げざるを得なかった、等々。
楽器:少年時は美しいボーイソプラノ、変声後は「テノールとバリトン中間の柔らかく癖のない歌声、演奏は自然で内面的」。ピアノやヴァイオリンも相当の腕前でしたがヴィルティオーゾではなく、自作「魔王」のピアノ譜の三連符は弾けなかったとか。因みに、本日演奏の難所をあきらめる言い訳ではありません。

>作曲家としての名声を得るも病魔に冒される
1821年(24歳)友人が開催したサロンは"シューベルティアーデ"と呼ばれ大人気。貴族達は予めシューベルトに自作詩を送り、音楽付きで演奏されることを喜びました。25年には一流音楽家としてのお墨付きであるウィーン楽友協会補欠理事に推薦されるなど、順風満帆にみえた音楽家人生に暗い影を落とすのが健康問題でした。22年末に梅毒を発病。その後入退院を繰り返す日々が続きますが、結局ベートーヴェンの死後僅か1年で病魔に倒れてしまいます。死因は諸説ありますが病気の治療に用いた水銀中毒死が有力です。いずれにしろ1828年11月19日その短い生涯を終えました。死の前日、兄フェルディナンド家でシューベルトは何度もベッドから抜けだそうとします。兄がベッドでお休み、となだめると「ここにはベートーヴェンが眠っていない」と。この言葉を兄は心に留めており、指定墓地で葬儀が執り行われた後ヴェーリング墓地のベートーヴェンが眠る横に埋葬し直されました。

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本日演奏するのは、一体交響曲第何番なのでしょう? シューベルトには『未完成』以外の未完成交響曲が5つもあり(!)後年ブラームスや、指揮者のワインガルトナーが補作し一部出版されたことなどから、どの曲を何番と呼ぶのか、様々なケースが生まれたのです。本稿は現解釈でポピュラーな7番&8番としています。

交響曲第7番 ロ短調D759『未完成』
作曲時期:1822年または23年 
初演:1865年12月17日(ウィーン音楽協会定期演奏会にてヨハン・ヘルベック指揮)

シュタイエルマルク音楽協会の重鎮だった親友ヒュッテンブレンナーによって1823年名誉会員に推薦してもらったシューベルトがお礼に進呈したのが『未完成』です。自身の名声が高まると共に大作曲家ベートーヴェンを意識し始め"交響曲スランプ状態"に陥っていた彼ですが、交響曲はオペラと並ぶ作曲家のステイタス、3楽章の20小節までで途切れているものの頑張って進呈しました。
 頓挫の理由は諸説あり「1、2楽章で十分芸術的、それ以上は蛇足」「閃いた音楽をそのまま連ねる作風なので気持ちが途切れると完成不可能」など…。 面白いのが、友人に「3拍子の楽章が3つ続くの?」 と言われて恥ずかしくなり3楽章以降を取り下げた説。内向的な性格ですから案外真相はこんなところにあったりして。結局この総譜は死後37年して発見初演されて大成功をおさめ、未完成にも関わらず、彼の交響曲を代表する作品になりました。

第1楽章:Allegro moderato
3/4拍子。低弦の暗示に富んだ旋律で始まりヴァイオリンの16分音符にオーボエとクラリネットがロマンティックな第1主題を奏でます。チェロの長調の儚い第2主題が現れるもすぐに運命の主題ようなモチーフに打ち消されます。展開部は冒頭旋律が組み合わされ盛り上がりますが、最後は淋しいロ短調和音で終わります。

第2楽章:Andante con moto
3/8拍子、緩徐楽章。ホルン、ファゴットの和音とコントラバスのピチカートの上に、純美な第1主題がヴァイオリンに現れます。続いて第2主題が弦楽器とクラリネットとオーボエの息の長いフレーズによって奏でられ、その後も溢れんばかりの美しい和音と転調が巧みに絡み合い展開します。余韻を残しながら天に昇るかのように、消え入るように終わります。

交響曲第8番 ハ長調D944『ザ・グレイト』
作曲時期:1825年3月〜26年10月
初演:1839年3月21日(ライプツィヒにてメンデルスゾーン指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団)

シューマンの貢献で世に知られるようになった交響曲です。歌曲の研究のためシューマンは1839年にシューベルト宅を訪れます。兄フェルディナントは弟の作曲机を死後そのまま保管しており、シューマンはそこで長大な総譜をみて驚愕、これを盟友メンデルスゾーンに送り演奏したいと懇願し許可を取り付けました。シューベルトは25年にウィーン楽友協会補欠理事推挙の返礼としてこの交響曲を提出したものの、希望していた公開演奏は"演奏困難である"との理由で却下され、その後シューマンに再発見されるまで存在が忘れられていたのです。

第1楽章 Andante. Allegro ma non troppo
ハ長調、2/2拍子。ホルンのユニゾンで厳かに始まり木管に繋がります。主部はテンポがあがり第1主題は付点が特徴的な弾むリズム、木管の三連符を伴いながら発展します。第2主題は木管楽器による物悲しい主題。転調し上向するような第3主題はトロンボーンが演奏します。展開部は第1、第2主題が様々なバリエーションで繰り返され再現部となります。コーダでは序奏を堂々と再現して結ばれます。

第2楽章 Andante con moto
イ短調、2/4拍子、ABABAの形式となっている緩徐楽章。A主題は森の小路をひとりで歩くような雰囲気。低弦伴奏の上にオーボエがリートのような魅力的なメロディを、続いて弦と管の掛け合いのような部分があります。Bはヘ長調でレガート主体の下降するような美しいメロディが低音楽器の導入に続き第2ヴァイオリンにより歌われます。中間部のホルンと弦の対話のあと、再びAとBが微妙に味付けを変えながら出てきます。最後はAに戻り静かに終わります。

第3楽章 Scherzo. Allegro vivace
ハ長調、3/4拍子のスケルツォ。後のブルックナーを思わせるような息せき切るような主部の旋律と、シューベルトらしい雄大さ溢れる中間部の対照が効果的です。

第4楽章 Finale. Allegro vivace
ハ長調、2/4拍子。1155小節にも及ぶ長大なフィナーレは「タッタター」の第1主題を起点にどんどん展開。付点リズムと三連符、激しい転調は息を付かせません。ト長調の抒情的な第2主題は木管によって朗々と歌われ、劇的な展開の後、更に変ホ長調で真の展開部をクラリネットによって開始されます。この旋律はベートーヴェン『第九』の引用とも言われており大作曲家へのオマージュと考えられます。やや変型された再現部の後、コーダでは全ての主題が組合わさり堂々たる終結を迎えます。

参考資料:「シューベルト」村田千尋著-音楽之友社 他





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2013年07月26日

たまには演奏会の案内なんぞ

8月4日の所属オケ、アンサンブルアインライムの定期演奏会が
間近に迫ってまいりました!

shubert-001.jpg〜〜〜〜
2013年8月4日(日) 13時半開場、14時開演
指揮:松岡 究(まつおか はかる)
曲目:
シューベルト:交響曲「未完成」(みかんせい)
シューベルト:交響曲「ザ・グレイト」(ざっぐれいと)
府中の森芸術劇場ウィーンホール(京王線東府中駅徒歩6分と50秒くらい)
全席自由(チケットはTwitterやFacebookで仰っていただければご招待!なお往復交通費は自己負担となります、ご了承ください)
〜〜〜〜

今回の無謀なプログラム、そして松岡先生との演奏会ですが、
私が「やりたい!」と立候補いうか、まぁそんな感じで企画というほどではありませんが、させていただきました。

調子にのってプログラム原稿も担当させていただいたのです。結構シューベルトさんについては詳しくなったつもりですが、その中の一節をご紹介。

〜〜〜〜
【シューベルトのアラカルト】
夭折したこともあり、没後友人達の回想が多く残されています。

恋愛:1818年(21歳)エステルハージ伯爵の令嬢カロリーネのピアノ教師に就き一目惚れ、彼女と一緒に演奏するためせっせと連弾用ピアノ曲を作りますが13歳の生徒と教師、身分差もあり片想いに終わります。初恋は幼馴染でソプラノ名手だったテレーゼ。こちらは両想いでしたが一向に定職に就かない彼を待ちきれずパン屋に嫁いでしまいました。シューベルトは生涯独身でした。

容姿と性格:プログラム表紙の肖像画は、最もシューベルトの特徴を捉えているそうです。小柄でぽっちゃり、眼鏡の奥の柔和な目が印象的とのこと。性格は超内気。歌曲の演奏会が好評で、本人のピアノ伴奏でアンコールを! となったのに固辞し譜めくりしながらニコニコ。歌劇『双子の兄弟』が終演し歓声で呼ばれたが一向に舞台に降りず、結局演出家が「彼は劇場に来ていない」と告げざるを得なかった、等々。

楽器:少年時は美しいボーイソプラノ、変声後は「テノールとバリトン中間の柔らかく癖のない歌声、演奏は自然で内面的」。ピアノやヴァイオリンも相当の腕前でしたがヴィルティオーゾではなく、自作「魔王」のピアノ譜の三連符は弾けなかったとか。因みに、本日演奏の難所をあきらめる言い訳ではありません。
〜〜〜〜

ホント、今回は気合入ってるのです。
未完成は難易度高い2nd、グレイトはバテそうですが1stです。
会場のある東府中駅周辺はのどかです、駅構内にすき家あります。当日の朝ごはんは多分私そこです、卵かけご飯〜。

もしお時間ございましたら、二日酔いでもなんでもOKです。ぜひぜひご来場くださいませ。頑張りますので聴いてくださいっ。よろしくお願いいたします。


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2013年03月20日

最近のアマチュアオーボエ吹きとしての活動報告

2月11日に所属しているアンサンブルアインライムの定期演奏会がありました。
オーボエ吹きにはたまらないプログラム。

モーツァルトのハフナー  
ラヴェルのクープランの墓
ブラームスのヴァイオリン協奏曲

というもの。
ラヴェルとブラームスは1stを担当させていただきました。

久々にそれなりに頑張って練習して、当日は吐きそうになるくらい緊張しておりましたが、聴きにきてくれた方、オーケストラのメンバーの方やマエストロにもお褒めのコトバいただくことができて、それはそれは幸せだったのです。

先日、演奏会の録音があがってきたのでドキドキして聴いてみました。

。。。

「あれ?」

なんか、自分の演奏直後の手応え的にはもっと吹けてた、と思ってたので拍子抜け。

クープランは細かいミスが容赦なく録音に残っていてそれがオーケストラ全体に致命的な影響与えていると感じました。
やはりオーボエ屈指の難曲、ですね。キズなく吹くには自分の技術が全然足りないことを痛感。

ブラームスはTuttiでオーボエが鳴っている箇所は、練習した成果もあったし、ちょっと運も良かったかな、って感じ。
ただ、2楽章冒頭の有名なオーボエソロは、、、、。かなり残念なことになってました。
後半の苦しいフレーズも吹き切るパワーとスタミナが足りない。
あと、ビビってたのか、最初からフレーズの繋がり滑らかさが欠けてました。

ブラームスで使ったリードは少し抵抗があり、元々第2オクターブのAが当たりにくいかな、という不安はあったのですが、Aのブレが目立っちゃいましたぁ。

このところは演奏中かなり客観的に自分の音やオーケストラが聴けてると思っていたのです。録音聴いても思っていたイメージとほぼ同じ場合が多い。
でも、今回ばかりはいっぱいいっぱいで冷静でいられなかったみたいです。

だから自分がどういう演奏できてるのか、どう聴こえるか、あまり意識できてませんでした。
そうすると、無意識にやってしまう悪いクセ、細かい後押しや音程ブレを露呈しちゃう。
僕には曲が難し過ぎた、というのはあるにせよ、もっと練習してカバーできた部分はあるよな。とこんなもう二度とないプログラムを終えてしまうと悔しさも湧いてくるものです。

結局録音で一番満足できたのは、名手くんの横でそつなくこなしたハフナーの2ndでした。

今朝も午前中に小さな演奏会でしたが、2ndオーボエ、発音が不調でうまく1stの方につけられなくて、1stさんがとても良い演奏してたのに本当に申し訳なくなっちゃいました。

もっともっと練習して技術を磨かないと。
がぉ〜!

>>こっそり一部音源うpしてます


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2012年10月09日

楽器演奏頑張ってたら、耳管開放症(じかんかいほうしょう)っぽい症状になった

昨晩ブルックナー8番の合奏があったのですが、オーボエを出して吹いてみると、、、
Bのピッチがイヤに高い!ほぼH!
心配になってチューナーであわせてみると、別にそんなにおかしくない。
チューニングしてみると、AがAに聴こえない!!!なんじゃこりゃ〜〜〜〜〜!

めまいがして、頭痛もしましたが、最後の練習で全楽章通す、ってことだったし、耳以外は元気いっぱいだったので吹いたのですが。。。
ずっと気持ち悪くて、
「このまま耳がおかしくなったらどうしよう、ベートーヴェン先生!」
とかネガティブなこと考えて悲しくなっていました。

・自分の吹いている楽器のピッチの聴こえ方がいつもと違う
・自分の楽器の倍音が聴こえない(電子音みたい)
・自分の楽器の音量が分からない
・耳が塞がった感じがする
・耳が膜張ったみたい
・耳なりがする感じ
・キーンと耳の奥が鳴っている

みたいな。

朝起きても左耳の違和感と頭痛が収まってなかったので、心配になり近くに耳鼻咽喉科にいってみました。

検査の結果は。。。

「全く聴力問題ありません、むしろ他の方より遥かにいいです、ヨカッタデスネ」

とか言われた。
え?この左耳の聴こえ方、ピッチの違和感と頭痛は?て食い下がっても、
「なんでもないです」と聞く耳持たず。アドバイスもなし。

「あんたの耳みてもらったほうがいいぞ」
って言いたかったわ!ぷんすか。

Google先生にきいたら、
耳管開放症(じかんかいほうしょう)というのと症状がほぼ当てはまった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%80%B3%E7%AE%A1%E9%96%8B%E6%94%BE%E7%97%87

この「耳管開放症ホームページ」が治療法やマッサージなどもあり大変参考になりました。
http://web1.incl.ne.jp/ishikawa/PET/jp/jtitle.html

音程の件は私は自分の音が上ずって聴こえたんですが、低くなる場合の方が多いみたいです。
症状の改善によいと紹介されていた漢方薬「加味帰脾湯(かみきひとう)」を買ったので飲んでみて、様子みることにします。

Google先生優しい(涙)
あとTwitterでも同じ症状の方がいらっしゃったので救われました。
ありがとうありがとう。

13日がブル8の演奏会。体調整えないと。
今日も早めに寝ようっと。

皆さんもお気をつけて。


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2012年07月17日

「オーボエはどうして変な人が多いのですか?」というネタをブログに再掲

ザ・インタビューズという2011年秋くらいにTwitterで一瞬だけ流行って、そしてあっという間に廃れたWebプラットフォームがあったのですが、いつ閉鎖するともわかりませんので、私も一生懸命作文したので、今のうちにねむねむ日記に転載させていただきます。

オーボエはどうして変な人が多いのですか?
その質問、私も不思議に思っています。
どうして私の周りにいるオーボエ吹きはこんなにもユニークな方ばかりなのか。

オーボエという楽器の特性からすこし探ってみることに致しましょう。

ポイントは3つあります。

--------
1.リードへの屈折した想いが個性を生み出した可能性
--------
オーボエのリードは、この現代社会においてなぜここまで原始的なのか理解不能な、アナログな仕組みです。合理性は極めて低く、何より壊れやすい。私の好きな競馬に例えさせていただきますが、人工授精を認めないサラブレッド生産に通じるなにかストイックな趣きを感じさせます。

ある人はリード制作スキルを極めるため、高い工具を買い揃え、その辺の道端にでも転がっているような葦というか竹みたいな材料を専門の楽器屋や世界中の業者から購入して、ショリショリと何時間もかけて工作します。せっかくカタチができあがってもサッパリなことも多く、しかも基本1人での作業のために孤独との闘いを強いられます。
そんなリード作りを常に行わなければならない厳しい環境が今回の質問にあります「変人」と呼ばれてしまうことへの影響として考えられるのかな、と思いました。

また、完成品を買う場合の方も自作の方ほどではないにせよ、色々苦労が耐えません。
3000円くらいする完成リード、一応試奏はできるものの、次の日になったらコンディションがかわって全然思うように吹けなかったりします。
また、地方の方は試奏なしで郵送で購入する場合もありますが、まったく自分の好みではないリードが届いてしまうこともあるでしょう。

また、お気に入りのリードが手に入ったとしても、その寿命はごく僅か。虚弱体質過ぎるのです。
ベートーヴェンの第九なんぞ1曲通すだけでダメになっちゃいそうなひ弱さです。

とにかく、リードにガッカリすること、失恋することが多いのがオーボエ吹きの特徴といえるでしょう。

ネガティブ発言、自虐発言が多くなりがちなのは、リードとの軋轢が影響しているのかもしれません。

気まぐれなリードさんのことが大好きなのになかなか両想いになれない。複雑な関係です。

--------
2.似た音が作りにくい楽器で、個人差が見えやすいため、段々人格に影響してきた可能性
--------
リードの好みが千差万別なこともあり、オーボエの音色は奏者によってバラバラです。

それぞれの奏者が「ボクはワタシは誰とも違う音色にしてやる」と意気込んでいる場合はあまりなくて、たまたま誰とも似ないだけなのです。

音がどうしてもユニークになるために、後付けではあるものの「ボクはワタシは…」と自我を主張しないと、寂しく虚しくなってしまうため、段々と人格に影響してくるケースが多いのでは、と考えます。

そんなオーボエなのに2本でユニゾンとか譜面にあると地獄です。

モーツァルトのドンジョバンニ序曲の序奏に短調のメロディをオーボエ2本のユニゾンでやらせる箇所があります。
とある指揮者に「あんなの揃うわけがありません、どうしてモーツァルトほどの作曲家があそこをわざわざユニゾンで書いたのでしょうか?」と尋ねたらこう回答されて納得しました。
「ミステリアスな効果を狙っているんですよ、合わなくていいんです。」

--------
3.「あんなチャルメラw」と虐げられた苦い過去を克服する段階において何らかの影響を及ぼした可能性
--------
オーボエを初めて吹いた際に、温かく深い音色で滑らかに吹ける方は殆どいらっしゃらないと思います。
私の場合ですが、高校で始めて2年間相当頑張ってはみたものの、まったくのチャルメラ状態で、音は粒が揃わないし音程正しくドレミが並ばないし、ある一定レベルに辿り着くまでにかなり苦労した思い出があります。今でも全然ダメですけどね。

部活動、サークルでオーボエを始めるケースは多いと思いますが、大抵オーボエパートは少数で先輩も居なかったりします。
初心者の仲間が居ればまだ救われるのに、えてしてオーボエとかは学年1人だったりするんですわこれが。孤独感満載。

情けない音でロングトーンをしていると、
陰でヒソヒソ「あいつ全然なってないよなぁ」とか言われちゃったり。

さて、どうやったらこんな苦境を抜け出せるのでしょうか?

悔しい気持ちを隠して務めて明るく振舞って、そのうち上達とともにユニークなキャラとしてサークル内で確立されて周りと溶け込んだりする場合もあるでしょう。
また、一切のコミュニケーションを断ちひたすら練習を積み重ね、「あいつスゲー」と言われるくらいの変貌を遂げる場合もあるでしょう。

何れにしても、パート柄平穏な環境で初心者から中級者以上までの過程を踏むことが稀であることは間違いないと思われます。

--------
取り急ぎ私の推測でございました。

凄く長くなってしまいました。ここまで読んでいただきありがとうです!

あ、因みに私自身は本当に普通なんで。
ごめんなさい。
タグ:オーボエ



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2012年06月02日

木管五重奏などの木管アンサンブルの無料の楽譜をGETできるサイト

これは結構いいかもしれない!

よくある編曲だと、ライヒャやダンツィみたいなよく練られたアンサンブル譜面ではなく、吹いてみたら色々とすっかすかでした、ってのが多い気がしますが。
このサイトのはざっとみる限り結構よいカンジがしました。

http://www.scoreexchange.com/

絞込みで木管アンサンブルで価格がfreeのもので検索する

ジプシー男爵やってみたいなぁ
http://www.scoreexchange.com/scores/1570.html

さて、この譜面を印刷するには、ブラウザはFirefoxにして
シベリウスのアドオン"ScorchPlugin"のインストールする必要があるみたい。
アドオンがない状態で画面開くと、インストールできたので皆さんもやってみては。

詳細説明なくてごめんなさい。
ほぼ備忘録なメモになっちゃった。


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2012年03月06日

こんな演奏会に参加してきました@盛岡

Twitterで知り合ったアマチュアオーボエ吹き&アマチュア指揮者の「ぎじんさん」が主宰しているベートーヴェンの交響曲チクルス。

ベートーヴェン・プロジェクト第7回演奏会
日付: 2012年3月4日(日)
時間: 14:00開演 (13:30開場)
場所: キャラホール(都南文化会館大ホール)
曲目:ヴァイオリン協奏曲
   交響曲第7番
   (以上ベートーヴェン作曲)
演奏: Beethoven Project Orchestra
独奏: 藤村政芳
(東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者)
指揮: 佐藤義仁
http://gijin.seesaa.net/article/254249832.html

昨年参加された粒ボエ(=Twitterで交流できたオーボエの皆さま)精鋭さんがあいにく今年は都合つかなかった、こともあり、盛岡までいってきましたよ〜!

昨年はその1週間後に東日本大震災、ありましたんですね。。。

曲は、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲と、交響曲7番。
オーボエパートはふたりとも東京からの参加なので、闇パート練とかして、なんとかかんとか合奏に臨んだ次第でございます。

私含め東京などから参加しているメンバーも多いようでなかなか揃って練習できなかったようですが、
本番の集中力、素晴らしかった。
私、ちょこちょこミスってはしまいましたが、オケ全体でみたらとても良かったな〜と思いました。

弦楽器の響きがとても豊かで、正直驚きました。
岩手の学生さんも多く参加されたようで、その人達もとても楽しそうに演奏してて、しかもよくさらってるし上手!

◆ヴァイオリン協奏曲
何度かこの曲やったことあったのですが、1stは初めて。どきどき。
東京フィル第二Violin首席奏者の藤村政芳さんの丁寧で誠実なソロ、感動しました。
メインのベト7にも一緒に演奏してくださって、オケにも色々アドバイスくださって、とっても気さくで私ファンになってしまいました。
カデンツ、かっこよかったな〜。
うまく合わせられていたかは不安ですが、でも、本番はオケの集中力があってよかったな、と思います。

◆ベト7
1stオーボエ、初めて吹いたのですが、こんなにタフな曲とは知りませんでした〜。
リズム音痴な私には1楽章とか3楽章とかとっても難しく、もう冷や汗ダクダクで。
復興への想いも込められた、2楽章。どんな風に聴こえたのかな。
ブラボーもでた4楽章、盛り上がった!
そしてアンコールも4楽章の途中から、バテた〜。

来年が8番で再来年が第九、となる予定みたい。
仕事の都合もあって、超弾丸ツアーで今回は全然盛岡観光する余裕はなかったのですが、舞台に乗れなくても、また観光も兼ねていってみたいな、盛岡。。。

あともうひとつちょっと残念だったのが、オーボエ余裕がなさすぎて、譜面にかじりつきでぎじんさんの棒をちゃんとみられなかったこと。
たまに踊っていたりしてたみたいなのにww

楽しい演奏旅行でした。関係の皆さまに心から感謝です。


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2012年01月23日

オーケストラの演奏会、超ひさびさ

こんにちは。
久々にオーケストラの演奏会があるのでお知らせです。
今回は大好きなメンデルスゾーンの「スコットランド」を演奏できることになりました!

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アンサンブル・アインライム第31回定期演奏会
2012年1月29日(日) 14時開演指揮:スティーブン・シャレット
ヴァイオリン独奏:佐原敦子
曲目:
メンデルスゾーン 序曲「美しいメルジーネの物語」Op.32
プロコフィエフ ヴァイオリン協奏曲第2番
メンデルスゾーン 交響曲第3番「スコットランド」

府中の森芸術劇場ウィーンホール

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前プロの序曲は、メランコリーな弦の奏でが美しく、フルートの名人芸も見所です。
この曲、大好きになっちゃいました。

中プロの協奏曲はソリストの佐原さんがとても丁寧であたたかなソロを聴かせてくださいます。ねむねむは2ndオーボエで殆ど出番がないのですが、舞台上で素敵なソロを聴くことができるかと思うとワクワクです。

メインは以前からやりたいと思っていたメンデルスゾーンの交響曲3番。
力強い弦楽器の響きに木管が絡んで、、、ってなるといいのですが。
とにかく難しい。
マエストロの音楽が誠実で大好き。いい演奏になるよう頑張ります。

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チケットご希望の方は、ねむねむまでお気軽にご連絡(コメントでもメールでもTwitterでも)お願いします。
置きチケットしま〜す。

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2012年01月16日

粒谷区オーケストラのアンサンブルコンサート「粒あん!!」に参加しました!

たまにはブログ更新しないと。。。

昨日は八王子でTwitterで集まった方々とアンサンブルをする機会をいただきまして、

モーツァルトのオーボエ四重奏曲の1、3楽章

ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」1楽章
オーボエ&イングリッシュホルンによる10重奏編曲版

を演奏してまいりました。

今年のはじめにオーボエのモチベーションがさがってしまい、しばらく開店休業状態になってしまっていたのですが、この演奏会に向けて、それなりにコツコツと練習して、なんとか無事に終えることができました。

素敵な仲間と一緒に演奏できて、私とても幸せでした。

オーボエ四重奏は音程やフレーズでイメージ通りにはできず、また細かいミス連発で残念な点も多々ありました。
でも、終わってホッとしました。
聴いてくださって素敵なコメントいただいたのがとても嬉しかったです。
緊張すると手が冷えるみたいで、しかしアタマは暑くって凄く不思議な感覚で吹いていました。
ZNR(ずぃーえぬあーる?)というアンサンブルをしている弦楽器の皆さまとご一緒したのですが、皆さま気さくで面白くって、また一緒にやれたら、嬉しいな〜。(2楽章もつけて)

ベートーヴェンはいつも仲良しのオーボエメンバー10人によるアンサンブル。
リラックスしまくり、というか楽しみすぎてしまいました。
練習から爆笑の連続で、アルコールなしであそこまで盛り上がれるのか!?というメンバーなのです。
編曲してくれたたんたんさん、企画してくれたとよんさんには特別に感謝感謝です。
またやりたいですね。

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▼USTREAMの録画で演奏会の模様がみれます
>>オーボエカルテット(第1部)
(01:35頃から)

>>べト5の1楽章をオーボエ10人で(第3部)
(00:50頃から)

>>私は参加してませんが第2部も注目です!
(第2部途中から)

▼Twitterも盛り上がりました!
2012/1/15に行なわれた粒谷区民によるアンサンブルコンサート、「粒あん!!」の #22en ツイート公式まとめ。

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いや〜、楽しかったな。
音楽って素敵ですね。
タグ:オーボエ



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2011年06月30日

ラヴェル作曲「古風なメヌエット」について

5月に行ったとあるオケの演奏会向けに、曲紹介を書いたのです。
前プロなのに文字数が多すぎて当然のようにカットされました。

せっかくなので、元原稿をブログに。。。

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1895年、ラヴェルがまだパリ音楽院の学生だったころにピアノ曲として作曲され、発表されたデビュー曲がこの「古風なメヌエット(フランス語:Menuet Antique)」です。

「古風な〜antique」という言葉には「古臭い形式の」というニュアンスがあり、さらに「メヌエット〜Menuet」そのものがもともと18世紀の古典舞曲であることから、当時まだ20歳だった彼のネーミングセンス(日本語で表すなら「頭痛が痛い」のような!?)にユーモアを感じ取ることができます。

「ボレロ」や「ダフニスとクロエ」、また「展覧会の絵」の編曲など数々の名曲(その数はおよそ60と決して多作ではないものの)を遺し、卓越した管弦楽法で「管弦楽の魔術師」ともよばれたモーリス・ラヴェル(Maurice Ravel)は1875年3月7日、フランス南西部、スペインにほど近いバスク地方のシブールで生まれました。父ジョゼフはスイス出身の発明家兼実業家で、音楽好きの父の影響で、7歳でピアノを始め、12歳で作曲の基礎を学んだそうです。また母親の歌うスペイン民謡を通じ、スペイン音楽に対する深い共感を受け継ぎました。「スペイン狂詩曲」などにその性質をみることができるでしょう。

両親はラヴェルが音楽の道へ進むことを奨励し、1889年11月、14歳でパリ音楽院へ入学しました。46人の受験生のうち、合格したのは19人だったそうです。

しかし、入学後の彼の成績は決して“優等生”と言えるものではありませんでした。
ピアノに関してはしばしば練習不足から教授を失望させてしまい、また度重なる遅刻などから和声のクラスでも単位がとれず(これは学校で学ぶよりも遥かに先進的な和声の虜になっていたという説もあります)、「古風なメヌエット」が作曲された1895年には一度パリ音楽院を退学してしまっているのです。
その後フォーレなど彼の才能に理解ある指導者の支えによってパリ音楽院に復帰するものの、20歳当時のラヴェルは後年の活躍など想像することもできない“劣等生”だったことは、意外な一面とも言えるのではないでしょうか。

さて、本日演奏する「古風なメヌエット」のオーケストラ編曲が行われたのは、それから40年近くが経った1929年、ラヴェル54歳のことでした。

1900年頃から、当時の若手芸術家達により結成された「アパッシュ」とよばれるコミュニティのメンバーに入り、イゴール・ストラヴィンスキーをはじめさまざまな出会いがうまれます。当時のパリ音楽院で主流だった保守的な音楽思想を“卒業”したラヴェルはその後、ローマ賞という作曲コンクールで“謎”の落選を繰り返し、それが反って彼の名声を高めることとなりました。
第一次世界大戦には小柄な体格(身長160cm、体重49kgでした)や虚弱な体質から希望するパイロットにはなれなかったもののトラック輸送兵として兵籍登録され、また大戦で失った友人や母への想いをこめた「クープランの墓」を発表しています。
1928年のアメリカ演奏旅行は大成功をおさめ、名声は世界中に鳴り響きました。その直後代表作となる「ボレロ」を発表しています。

ラヴェルは1927年頃より発症していた軽度の記憶障害や言語障害の影響もあり、「古風なメヌエット」編曲後は1937年12月28日に亡くなるまで、2曲のピアノ協奏曲と若干の室内楽伴奏の歌曲しか残しておりません。
実質「古風なメヌエット」が最後のフルオーケストラ作品となりました。最初と最後を飾る、作曲家本人にとっても思い入れのある曲なのかもしれません。

作品の構成は3/4拍子の優雅で気品ある舞踏音楽となっており、A→B→Aの古典派時代に定着した形式に倣って作曲されています。A部はMaestoso(荘厳に)という指示があり、嬰へ短調で四分音符=76となっています。
これに対しB部は嬰ヘ長調で四分音符=80と中間部のテンポ指示のほうが速いことが特徴のひとつです。

A部は冒頭のシンコペーションを多用した食い込むリズム、バッハのインヴェンションを思い起こさせる対位法的な書法に若いラヴェルの好奇心、探究心がみてとることができるでしょう。
B部は長調に転じてクラリネットやオーボエ、ホルンを中心としたアンサンブルが展開されます。また、オーケストラ編曲にあたり元のピアノ曲にはなかった金管楽器による信号ラッパのようなフレーズを加え、ユニークな効果をもたらしています。

ラヴェル自身、自作の指揮なども多く行い、あのトスカニーニがニューヨーク・フィルハーモニックを率いてパリ・オペラ座でラヴェルを客席に迎え「ボレロ」を演奏した際、「テンポが奇妙にはやすぎた」と怒ったそうです。几帳面で有名だったラヴェルさん。テンポもさることながら、アマチュアの私たちでどこまでできるか!楽譜の指示に忠実に、少しでも作曲家の理想に近づける演奏できるように頑張ります!
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果たして演奏会はどうだったのかしら。
私はかなりダウンしている時期だったこともあり、まったく吹いた記憶が残っていないという。
メインのブルックナー7番もだけど、録音が気になるわ。

最近はとんとオーボエご無沙汰でーす。たまには吹いてあげないとね。。。









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2011年02月14日

オススメのオーケストラプログラムを提示してくれる、選曲レコメンドサイトがあればいいのに

とあるオケの選曲会議に参加させていただいたのだけど、大学の頃を思い出しました。

そいや、私大学オケで選曲係だったのよね。

今ならもっとうまく仕切れるのになぁ、と苦い経験が蘇りますな。

当時色々不愉快な思いをさせた皆様、申し訳ありませんでした。

んで、そのとあるオケの選曲で候補として挙げたいのに見つからないのが、リヒャルトみたいな難易度高いのじゃない、ドイツな作曲家で中プロにオススメな曲。全然ないですよね。
20分くらいで、チューバトロンボーンありで。レプレくらい?

仕方ないから、ドイツは諦めて、
ドボルザークの交響詩やグリーグのノルウェー舞曲、シベリウスのカレリア組曲あたりがいいのかしら…。

そんなこと考えてたら、編成制限や演奏時間などから絞り込みをして、オススメのプログラムを提示してくれるWEBとかあればいいのになぁ、とか思ってしまいました。

誰か作ってちょ。


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2010年11月19日

みんなで楽しく合奏をするために気をつけていること(音程とかどうやって注意する?)

私は所詮アマチュアのオーボエ吹きです。
自分が下手っぴでリズムとか特に全然で、最近しかもさらえてないし大変よろしくないとは思います。
そんなことを差し置いて偉そうなことを記事にしてみました。


オーケストラや吹奏楽(ブラスバンド)で合奏や分奏とかしていて

「う〜ん、この人ちょっと配慮が足りないかなぁ」
「音程とかリズムとかツッコミたいけど、どうしようかな」


ってときがあると思うのですわ。

大学生のときは、
実は私、、、相当天狗でした。
オケのことはなぜかちょー上から目線

「ここ、高いから」
「なんでさらってこないの?馬鹿なの?やめれば?」


ってカンジなキャラでした。
たしかに自分はオーボエ頑張って練習してました。勉強はしてなかったけど。
だけど、アマチュアなんだし学生なんだし、音楽への取り組み方は色々、それぞれの人に事情あるし、スキルや経験の差もある。

なんか、価値観を一元化してしまう。

「楽器が下手な人はダメ」

ああ、恐ろしい

え〜っと、色々あって歳とって私も随分性格が変わりました。

片山まさゆきさんの麻雀漫画で

「常に相手をリスペクト」

って格言があったんですわ。
絶対相手を見下すな。真剣勝負なんだから、決して油断するな、といった意味合いだったと思うけど、このコトバ、私好きなんです。
正面から見ると、なんだかなぁ、って方も実は斜め後ろから見たらもの凄い才能秘めてたり、「ここはすげー」って誰しもあると思うのです。
大学卒業してから出会った方で
「これは、最低だな」
て思った人、居ないです。
尊敬できる方、ばかり。私ってば幸せもの。


ちょっと話それちゃった。

え〜、多分私みたいな管楽器奏者が演奏していて思うことって、

「音程が合わない」
「発音が合ってない」
「音のおしまいが合ってない」
「強弱が合ってない」
「リズムが合ってない」


とかが多いと思うのです。

以前の私は「常に自分が正しい、相手がおかしい」と思っていたので、
例えば、自分がオーボエ奏者的に苦手な真ん中のFisを低めに吹いてたのに隣のフルートがそれに比べて高く吹いてたりしたら、

即座に
「高いよ!」
って言っちゃってた。

でも、待てよ。
確かに自分より高いけど、向こうからしたら自分が低い、ってことだ。

もちろん絶対的なピッチは重要だと思うけど、音程がうにょうにょしているときって、チューナーと睨めっこしても仕方ないときあるし、臨機応変にみんなが歩み寄る必要があると思うのだ。

あくまで、音程って相対的なものだよなぁ、て思ってる。
オペラのオケでお世話になっているSさんが、明らかに2ndの私が音程うわずってしまっているときに、

「自分(Sさん)ちょっと低いかなぁ。。。ここなんだけどね。もうちょっと上げるけど、少し気をつけてくれると嬉しいかも」

みたいなことを仰ってて、「あ〜気がついてなかった!ごめんなさい!」って思った。
凄い気をつけるようになった。

アマチュアでもなんでも、一緒に演奏する仲間なんだから、お互い気持ちよく演奏したい。
お互いを尊重し、「常に相手をリスペクト」しながら曲を作っていきたいなあ、と一応、最近は思ってる。

全然、みんなを引っ張っていくこととかできないキャラなんだけどね。

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ねむねむはオーボエ吹きです。
木管の方々へのねむねむ流の注意方法について、ここで紹介させてください。

「音程が合わない」
これはさっき述べたとおり、まず「自分があげるから」とか「さげるとか」とか歩み寄る姿勢をみせようとするのが、いいと思うの。たとえ、相手が絶対的に合ってなくても。
気分を害さずに気がついてくれたら、きっと改善してくれるから。

なんかうにゃうにゃして合わないときもありますよね。
「なんか、気持ち悪いね。。。」
くらいでもいいかも。とりあえず気をつけはじめるし。

あと、技術的な話になるけど、音程あわせには、各人が「自分のドレミ」をある程度持っていることがやっぱり必要だと思う。毎回ある程度自分の狙った音程で出せる。まぁそれが高くても低くてもいいんですが、基準がないと毎回ブレてあわない。
「ねむねむのFisはちょっと高め、ごめんね」みたいなクセを共有すれば、いいんよね。
やっぱり個人練習でチューナーと睨めっこして、それぞれのピッチ確認は、当然必要だよね。


「発音が合ってない」
管楽器の場合の話かと思いますけど、pのところでも音がピッっとかボフっとか強かったりしちゃう方っているし、正確に出られない方もいますよね。
これは、かなりスキル的な問題が大きいとは思うのですが、全然気をつけてないからいつまで経ってもうまくいかない。

もし全然気をつけてくれない方が居た場合、毎回「ここ発音あってない」「ここも」「ここも」なんてやってちゃあお互いイライラしちゃう。

そんなときは、こんなアドバイス、いかがでしょ?
「誰かが言ってたんですけど、お客さんって音の始まりとおしまいしか聴いてないらしいんですよね、途中が良くっても、もし発音がぶへーってなると凄い勿体ないの、かも。。。」

(かも。。。とか、伝聞みたいな、言い方、というか自分の主張にしないのがポイント)

「もしかしたら、発音のときに舌を突いて離す動作を一緒にやってたりするから、タンギングなしで発音してみたり、離すだけで発音するようにしてみたり、あと、音が鳴る最低の音量ってあると思うからそいうポイントを測ってみたりすると、もっともっといい感じになる、かも。。。とか偉そうなこと言ってスミマセン」

あ、私はオーボエよく発音スカします。気持ち的には入ってるんですけど、音が鳴ってないときよくあります。
凄いごめんなさい。


「音のおしまいが合ってない」
これは、主義主張が分かれるところですよね。指揮者によっても違いますし、曲想によっても違いますし。
ただ、もし木管の和音だったりしたら、
まずはメンバー内で「こういう音形、どうしよっか」のすり合わせ、重要だと思います。

これもいきなり、
「短い!」
とかはよろしくないかも。。。(以前の私はなんでもフレーズギリギリまで残すクセがあり短い短いばかりいってました、皆さんごめんなさい)

「どうします?とりあえず指揮者に注意されるまでは、音価(オンカ)ギリギリまで保ってみましょうか、響き残すかんじで」

と、一応自分の好みを伝えてみたりするのがねむねむです。
結局変わってなくてすみません。


「強弱が合ってない」
クレッシェンドの始まりがいきなりfだったり、ディミヌエンド始まるとすぐpになったりするけど、書いてある箇所って恐らくその逆だったりしますよね。
ま、やんわりと言えばいいのかしら。

あと、以前はリアルに音量があったので苦労はなかったのですが、最近はどうしても周りがでかいな、と思ったら
「ごめんなさ〜い、これ以上無理なり〜」と泣きついてみたり。頑張りを伝えればみんな歩み寄ってくれるかしらん。という甘えの構造。

あと、周りの音が聴けてない場合、多いと思うけど、そんなときは
「ここ、実はVaメロディかも」
みたいに、これも意地悪せずやんわり教えてあげましょう。
っていうか教えてください。


「リズムが合ってない」
例えば、ターンタ ターンタ みたいな3:1の音符とかが甘くなる場合ありますけど、それって3が1の3つ分ってのが飛んじゃってる場合ってありませんか?

2分音符だったら16分音符8つ分、ですよね。ってビートを感じるのって絶対必要かも。

「ターンタ ターンタ」の「ン」がないとどんどんすっころんでいっちゃったり。

これは、ただやんわりしかししっかりとお願いすべきかなぁ。

一回気がつけば多分ずっと気をつけるし。

「ん」を入れる、とか「もっとも細かい音符でビートをアタマの片隅で刻む」みたいなのを普及させたい、と常に思う。
あと、ちなみに言うと、自分はできてません。よくリズム飛びます。

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そんなこんなで楽しく、練習・合奏していきたいな、と思う今日この頃でありました。

#あくまで主観なので間違ってる部分、違う意見の方も多いかも。。。気を悪くされる方が居たらごめんなさい。


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posted by ねむねむ at 23:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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